ガミガミ母さんの日記

ガミガミ母さんの子育てで学んだことの記録

長女が次女に意地悪・・・これに悩んでいた日々が変わってきた。

ガミ母は、長女が4歳の時に次女を産んだのだが・・・

 

以来、ずっと、

長女から次女への意地悪・攻撃的な態度に悩んでいた。

かれこれ、もう3年近く。

 

そうした意地悪な態度が出る度に、

私が厳しく長女を叱りつけ・・・

長女は怒り、ガミ母を蹴ったり大暴れしたあといつも泣きながら眠っていた。

 

私はどうしたらいいか分からなくて、

夜中に「長女 性格 意地悪」など

悩みのワードを検索しまくっていた。

 

しかし、それが最近ようやく・・・

明らかに、回数が少なくなり、長女の意地悪が出なくなってきた!

 

世の中に、「上の子と下の子」の関係で悩んでいる人は多いと思う。

とくに姉妹は、嫉妬深く、

私の周囲でも多くのママ友が姉妹関係に悩んでいる。

 

変化したきっかけが、何だったのかを記録したい。

 

 

 

長女の次女いじめ

 

30代半ばで第一子を産んだ我が家。

私たち夫婦がずっと、健全とは限らないわけで。

何かあった時に、将来、親以外に支え合える姉妹がいたらいい。

支え合って生きてほしい、そう願って2人目を授かった。

 

それなのに、

長女は

「はーちゃんが生まれてから、ママを取られた。

 はーちゃんが生まれてこなければママは私だけのものだった」

とひどいことを言ったり、

気づくと次女をツネっていたり、

突き飛ばしたりするシーンに出くわして本当にショックだった。

 

自分より弱い、赤ちゃんの妹に

そんなことをするなんて!!

 

長女のそんな姿を目の当たりにして

なんて意地悪なことをする子なんだろう・・・と

正直、長女が可愛く思えなくなってしまった時期があった。

 

この問題について、ガミ母は本当に悩んでいた。

 

そんな風に長女のことを思ってまう自分は

母親失格かと思ったし

長女を大事にしたい、愛したいのに

意地悪シーンをみると、どうしても出来ない。

 

小さくて穏やかな性格の次女が可愛くて可愛くて

長女に対しては、きつくなる一方だった。

 

変化のきっかけは、コーチングで学んだこと

 

そんなある日、

ご縁あって、同じく兄弟関係で悩みを抱えている男の子ママと一緒に

コーチングを受けることになった。

月に一度の母親向けコーチング。

 

長女とのコミュニケーションが変わっていくきっかけになったらいいな、と

不安と期待交じりで出かけていった。

 

コーチングとは・・・

コーチングは、相手の持っている能力を引き出すためのコミュニケーションスキル。
相手をコントロールし、動かすのではなく
相手が自分で気づき、考え方が変化し、行動が変わるためのコミュニケーションスキルを相談者はコーチから学ぶ。

 

コーチングの先生は、もともと企業からコーチング研修を請け負い、経営者などを相手にコーチングしていたプロ。

 

ご自身も出産されて、今は仕事を離れて

時々知人のコーチングをされている素敵な女性コーチだった。

 

 

コーチングで教わった「聴く」ことの大事さ

 

コーチは、コミュニケーションにおいて、もっとも大切なことは

「聴くこと」だという。

 

相手は、ちゃんと聴いてもらえることで

「私のことを大切に思ってくれている」

「安心できる」

「私を信じてくれている」

・・・と感じることができる。

 

そういうことを、コーチング講座では、

ワークショップ形式に他の人とペアになって、

体験する学びもあった。

 

相手が話を聞いてくれる雰囲気がある時とない時、

自分が話そうとする側になると

どんな気持ちになるか。

 

話を遮られたり、

話の途中でダメ出しされたり

つまらなそうに聞かれたら、

どんな気持ちになるか。

 

「立ち姿勢」や「腕組み」する態度は、

相手(子供)にいかに威圧感を与えるか。

 

そういうことを実際に

ワークショップ参加者と交互にやってみて体感した。

 

 

私は、長女が怒りだして

次女に乱暴な行動が出来たとき、

いつも「何やってるの!!!」といきなり怒鳴りつけて、

その理由を聞こうとはしていなかった。

 

「どんなことがあっても、先に手を出した方が悪い!」

有無を言わさず、「謝りなさい!」と叱りつけていた。

そして、頑固な長女は絶対に謝らず、怒りを爆発させてきていた。

 

 

コーチングで話を聞いてきたあと、

私は、長女が怒り出した時に「聴く」ことを

とても意識するようになった。

 

そんな矢先に、また

いきなり長女が絵本で、次女の頭を思い切り殴ったことがあった。

 

「なにすんの!!」と私は一瞬キレ、叱りつけたい気持ちを抑えながら

次女を「痛かったねえ」となぐさめつつ・・・

 

「どうしたのよ?」と次女の気持ちを聴いてやると

 

(ママが次女に「もうこれはお片づけしようね」と話した時に)

「次女が『あっかんべ〜』と言った!」と

長女が苦虫を潰したような顔で言う。

 

「!!!それが、腹立ったの?

 あっかんべー、って

 ママからみたら、むっちゃ可愛かったんだけど〜。

 お姉ちゃんからしたら、悪い態度だ、と思ったのね?」

 

そう聞いてやると、「『あっかんべ〜』はダメ!!悪い!」と怒ってプンプンした。

でも、その日、それ以降は、いつものようには暴れることはなかった。

 

 

そんな風に

ちょっと乱暴だな、と思う行動があっても叱りつけずに、

「蹴るのはだめでしょー、どうしたの?」

「妹が使ってたの取ったらだめだよねー、どうしかったの?」

と聞いてやるようにすると
なんだか、長女が怒って暴れることが減ってきた。

 

きっかけは、○○が変わっただけだった。

本当に、1,2週間のことである。

長女が成長したわけでもない。

私が、ちょっと長女の気持ちを「聴いてやる」ことに注力しただけだった。

 

それだけで、

7歳長女と3歳次女の喧嘩はぐっと減って

7歳長女は、3歳次女に優しくなった。

 

問題児は、ガミ母だったんだ〜。

長女の言い分を聞かずに、叱りつけて、謝らせようとしていたから

怒りを爆発させていたのね。

 

きっかけは、私の考えと行動を変えたこと。

ああ、本当に、それで大きな悩みが解消されてきて

ほっとしたのです。

 

コーチング、受けてよかったなあ。

また学んだことを共有していきます。